今回は英語『プライドと偏見』(Pride & Prejudice)を通じて英語表現を紹介させていただきます!
DVDは当時に買っていたのですが、なぜか今の今までずっと観るのを忘れていて、最近やっと観ました!
題名からだとちょっと堅苦しい映画?と思っていたのですが素敵なラブストーリーでした。
ジェーンオースティン原作の「高慢と偏見」を映画化したもので、もともとイギリスのBBCのTVドラマでコリン・ファースが主演男優ダーシーを演じて大人気になりました。
実は映画「ブリジット・ジョーンズ」も「高慢と偏見」とベースに描かれたのですよ!
◆ Story of “Pride & Prejudice”◆
18世紀末のイギリスの田舎町。
そこに暮らすベネット家の子どもは五人姉妹。
女性に相続権がないこの時代、父親が死んだら家も土地も遠縁の男子が継ぎ、娘たちは路頭に迷ってしまうと、母親はなんとか娘たちを資産家と結婚させようと躍起になっていた。
そんなある日、近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越してきた。
舞踏会の夜、美人の長女ジェーンはピングリーからダンスを申し込まれ。しかしピングリーの親友ダーシーは、ベネット家の娘たちに関心を示すどころか見下し、貴位の高いダーシーはダンスをしようともせず、町の女性の容姿にも批判的な態度でそれを聞いたエリザベスに悪印象を残す。
また次女エリザベスは彼の口から侮辱の言葉を聞いてしまう。
彼女はダーシーの高慢な態度に強い反感を抱き、あらぬ誤解から彼への嫌悪感を募らせていく。
◆ 映画『プライドと偏見』からのワンポイント英会話◆
18世紀が舞台で格差のあるときなので英語の表現にも
丁寧語や尊敬語的な表現が多いです。
これらは目上の方にも使える表現であったりもします。
それらの表現を紹介します!
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従兄のコリンズがやって来て、エリザベスに結婚を申し込んだ答え方です。
I am honored by your proposal..
I regret that I must decline it.
エリザベス:お申し込みいただいて光栄ですわ。残念ながらお断りしなければなりません。
・ honored:光栄に思って
・ proposal
:結婚の申し込み
・ I regret:残念に思う
・ decline(丁重に)断る
その後の続きは・・・
プロポーズを断ったにも関わらず、なかなか納得しようとしないコリンズに
I’m the last woman in the world who can make you happy.
エリザベス:私はあなたを幸福にするのに最もふさわしくない女性です。
the last 最も~しそうにない、~するのに最も不適当な
直訳すると彼女はたとえそんなことを言うことがあるとしても,いちばん最後になる人だ、という伝え方です。これは”not”の否定を使わない表現法でよく使われます。
『そういうことが万一あったとしても~ない』という意味が表されています。
例えばこんなふうに使います。
She’s the last person who would say such a thing.
直訳すると
「彼女はたとえそんなことを言うことがあるとしても,いちばん最後になる人だ」
ですが
言い換えれば
「彼女に限ってそんなことを言うはずがない」
という意味です。
関係詞などを使ってちょっとワンクッションをおいたり、遠回しにする表現で目上の人に使うのに良いかと思います。
オール・イギリス・ロケで撮った由緒ある豪邸や美しい田園風景も見どころ!
この冬、小説も頑張って読んでみようかと思っています。
Aiky
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