60年代に出版したフランス料理本「Mastering the Art of French Cooking」で人気となった伝説の料理研究家ジュリア・チャイルド(Julia Child)と、彼女の料理本に登場する524レシピを1年にわたって毎日作り続け、ブログに綴ると決めた現代のOLジュリー・パウエル(Julie Pawel)。
2つの時代を超えた実話が同時進行していきます。悩める2人の女性の人生が料理を介し時を越えて重なり合う様子をハートフルに描いた作品です。
Contents
◆The story of “Julie & Julia”◆ – 映画ジュリー&ジュリアのストーリー
1949年。外交官の夫ポールと共にパリにやって来たアメリカ人主婦、ジュリア。
もともと好奇心旺盛で食べることが大好きなジュリアだったが、パリでは料理が芸術であることにいたく感銘を受け、名門料理学校ル・コルドン・ブルーの、それもプロ養成クラスに通うことを決意。
学校では料理をとことん探求するジュリア。
やがてフランス料理のレシピ本執筆に情熱を注いでいく―
時は流れ現代のニューヨーク。作家になる夢を持ちながらも現状に満たされないものを感じ、「人生を変えたい」と思っているOL、ジュリー・パウエル。
そんな彼女が思いついたのは、ジュリアの524レシピを 365日ですべて作り上げ、毎日ブログにアップすること。
理解ある夫エリックの協力もあり、試行錯誤を繰り返しながらも悪戦苦闘するジュリーのブログはいつしか大評判に・・・
◆One Point Phrase from “Julie & Julia”◆ – 映画ジュリー&ジュリアのワンポイント英会話
“cats and dogs” 「土砂降りの雨」
細かいシチュエーションは内緒にしておきますが、ある電話でのジュリーのひとことです。
◎ It’s raining (like) cats and dogs
「猫と犬が激しく喧嘩しているようにうるさい=雨音が激しい」という意味からきているそうです。
ちょっと古い慣用表現なので、今はシンプルに
◎ It’s raining heavily. や it’s raining very hard.
または
◎ It’s pouring (down).
のほうが多いですね。
イディオムっぽく表現したいときには、
◎ It’s raining buckets. などと言うこともできますよ。
マメ知識として知っておくと、会話のきっかけになるかもしれませんね。
生きることに一生懸命な二人とそれぞれを支える夫の優しさ。
中でも
You are the butter to my bread the breath to my life.
という愛のいっぱい詰まった台詞に、心が暖かくなる映画でした。
丁寧に時間をかけて料理をすること・・・
幸せな人生の過ごし方ですね。
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