『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(Marley & Me)は、ジョン・グローガンのエッセイを原作とした映画です。
にしても、英語タイトルと日本語タイトルの差がすごいですね!!
アメリカでは書籍は2005年10月に出版され、200万部を超えるベストセラーとなったそうです。
また、本作の続編として『マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語』もあります。
Contents
◆Story of “Marly and Me” ー映画「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」のストーリー◆
新聞記者をしている新婚夫婦のジョンとジェニーは、フロリダの暖かい気候の中で順調に新たな生活を始める。
そして、まだまだ子どもを持つ自信がない夫ジョンの策略で、二人は犬を飼うことに。かわいい子犬たちの中から選ばれたのがマーリーだった。ところがこのマーリー、手に負えないほどにやんちゃな犬で、ほかの犬や飼い主に飛びかかり、顔中をヨダレまみれにする。雷が大の苦手で嵐が来れば吠えまくる始末。
家具は噛みちぎり、何でもかんでも食べたがるマーリーは、訓練学校でもサジを投げられ、お払い箱にされてしまうほど。やがて子供たちに恵まれたジョンとジェニーは、そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、そしてかけがえのない日々を過ごしていく…。
ありふれた日常を描きながらも、マーリーという大切な家族を中心に“ありふれていること”の幸せを感じさせてくれる作品です。
出演者:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、など。
◆One Point Phrase from “Marly and Me” ー映画「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」のストーリー◆
Getting rid of Marly doesn’t fix anything.
(マーリーを捨てることは何の解決にもならないわ。)
ここに出てくる get rid of~は映画やドラマを見ていても良く出てくる表現で、 「いらない何かを取り除く」というニュアンスをもっています。
基本の意味はこんな感じ!
get rid of ~
=To make yourself free of somebody/something that is annoying you or that you do not want; to throw something away.
(OXFORD現代英英辞典より)
「嫌な(うっとうしい)人/事物またはいらない人/事物」を取り除くことまたは何かを捨てること
基本的な使い方は、get rid ofの後ろに捨てるもの/取り除くものを持ってくるだけ!
例えばこんな風に使います。
◎ I can’t get rid of my headache. (頭痛がなくならないわ。→治らないわ。)
◎ He got rid of his debt. (彼は借金を片付けた。→返済した。)
◎ She is always very quick to get rid of the problem.
(彼女はいつも問題解決が素早い。→解決する。)
サスペンスやアクションのように事件モノの映画では、このget rid ofを使って
こんな物騒な表現をすることも・・・。
◎You want to get rid of me? Here I am. Go ahead, get rid of me.
(俺を殺したいのか?ほらここにいるぞ。やれ!殺してみろ!)
(CASINO By Nicholas Pileggi)
皆さんは平和な意味の方でこの表現を使ってくださいね(汗)!!
Kanoppe
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