こんにちは!
「b わたしの英会話」のMaryです☆
日本語がとっても上手なPeterがこんなことを言っていました。
「気をつけて」という日本語がよく使われるけど、英語にするのは難しいっていつも思うんだよね。
そこで今回の記事では「気をつけて」の英語をPeterに教えてもらいながら見てきましょう!
「気をつけて」は英語で?「コロナ・安全・体・健康」など様々な場面で使い分けよう!
「気をつけて」と言っても、なにに気をつけるのかで英語の伝え方が変わってきます。
今から分かりやすく解説しますので、一緒にチェックしてみましょう!
「気をつけて」の英語1:「be careful」
「気をつけて」で思い浮かぶ英語は「be careful」ではないでしょうか?
この「careful」の意味はこちらになります。
careful
注意深い/慎重な/気を配って
「Be careful」動詞の原形から始まる命令文で、「Be careful.」と単独でも使えますが、こちらのように「~に気をつけて」という言い方もできます。
Be careful of heat stroke.
熱中症に気をつけてね。
Be careful of food Poisoning.
食中毒に気をつけてね。
Be careful not to drink too much alcohol.
お酒を飲みすぎないように気をつけてね。
上記のように、“Be careful”は未来(これから起きそうな)危険なことについて、お気をつけくださいね、または気を配ってくださいね、というニュアンスで使うのがぴったりです。
Peterが作ってくれた「Be careful」の例文を見てみましょう。
Peter:What are you doing?
何やってるの?
Tom:What?
なんだよ?
Peter:This is a busy street ! Stop looking at your phone while walking down it! You should really be careful!
この道は渋滞しているんだ!歩きながらスマホばっかり見ちゃだめだよ!本当に気をつけた方がいいよ!
「気をつけて」の英語2:「take care」
「take care」も「be careful」と同じで、未来に起こることに対して注意するときに使います。
ただ「be careful」のほうは気をつけないと、あなたに危険が起こるというニュアンスで使われ、「take care」は相手に気遣うときに使われます。
「健康」や「体」などを気遣いたいときは「take care」を使ったほうがベターでしょう。
それでは例文をチェックしてみましょう。
Take care of yourself and don’t catch a cold.
風邪をひかないように健康に気をつけて。
Take care of virus/corona virus
コロナウィルスに気をつけて。
「気をつけて」の英語3:「watch out」
「watch out」は今起こっていること、突発的な危険に対して使います。
私がトロントに留学していたときのことです。
ネイティブの友人とお菓子を作っていたら、友人が大きな声で「ウォチャ!」と。
「ウォチャってなんやねん?」と聞き取れなかったのですが、置いてあった包丁に私が気がつかなったので、「Watch out!」と注意してくれたのでした。
※Watch out:発音記号は(wάtʃ άʊt)
「Be careful.」と同様に「Watch out!」と単独でも使えますが、こちらのように「~に気をつけて」という言い方もできます。
Watch out for cars on this corner.
この角では車に気をつけて。
Watch out for pickpockets in downtown.
ダウンタウンではスリに気をつけて。
「watch out」も危険な場合で使われますが、「watch out」は日本語の「危ない」と同じように突発的な危険が起きたときにとっさに使われます。
Peterが作った会話を見てみましょう!
Peter:Watch out!
危ない!
《Tomがスピードを出した車に轢かれそうなところをPeterが助け、命拾いする》
Tom:Huh, what happened?
え、何があったの?
Peter:You almost got ran over by a car, idiot! Maybe you shouldn’t keep your eyes on your phone while walking down the street!
車に引っかかるところだったよ、バカだな!歩きスマホをやめろよ!
「気をつけて」の英語4:「beware of~」
Some people have “Beware of dog” signs in front of their houses for security reasons. I have even seen them here in Tokyo.
「Beware of~」は標識に使われるフレーズで、会話ではあまり使いません。
安全面から自宅の前に「猛犬注意」の標識を使う人もいます。
東京でも見たことがありますよ。
なお、”beware” と似ているもので “be aware”があります。
“beware”は1語で動詞で、「気をつける」「注意する」という意味になりますが、”be aware”はbe動詞と形容詞の”aware”で「気づいている」「知っている」という意味になります。
Please beware of the situation.
状況に注意してください。
Please be aware of the situation.
状況に気づいてください。
「気をつけて」の英語5:「keep an eye on」
「Keep an eye on」は人に注意を払って欲しいときに使います。
注目・監視して欲しいと伝えるニュアンスがありますね。
Keep an eye on the time.
We only have 15 minutes before the meeting starts.
時間に気をつけて。
会議が始まるまで15分しかないから。
Please keep an eye on the child.
お子様から目を離さないよう気をつけてください。
「気をつけて」の英語6:「keep your eyes on」
「Keep an eye on」に似ているフレーズで「Keep your eyes on」があります。
“Keep your eyes on” は人に目を離さないよう依頼や注意するときに使います。
Keep your eyes on the road!
よそ見しないように(気をつけて)!
Can you keep an eye on my bag while I go to the toilet please?
お手洗いに行く間、私のカバンを(気をつけて)見ておいてもらえる?
まとめ
様々なシチュエーションで使える英語の「気をつけて」をご紹介しました。
最後に「気をつけて」の英語表現をまとめておきます。
・be careful
未来に起こる危険に対して注意して気をつけて、というときに使う
・take care
未来に起こることに対して、相手を気遣うときに使う
・watch out
今起こっていること、突発的な危険に対して使う
・beware of~
標識などで注意を促すときに使う
・keep an eye on
人に注目や監視して注意してほしいときに使う
・Keep your eyes on
人に目を離さないように依頼や注意するときに使う
フレーズの使い分けを覚えることも大切ですが、柔らかい口調なのか強めに言うのか・・・話し方や顔の表情によってもニュアンスが違ってきますね!
そこのところもBe careful!
===Mary===