こんにちは!
コンシェルジュのMeliaです!
レッスンパートナー(ネイティブ講師)の仲良しふたり組、JessicaとPaulineの会話を聞いていたら・・・
I wonder if it will be sunny tomorrow. 明日は雨が降るのかな。
I’m wondering where Becky is now. ベッキーはどこにいるのかしら。
I wonder how much this ring will cost. この指輪っておいくらかしら。
I wonder what I should have lunch? お昼は何を食べようかな?
と”wonder”をたくさん使っていることに気づきました!
「I wonder ~」は、日本語の「~かな」や「~かしら」に相当する表現です。
確かに日本語でも「~かな」や「~かしら」は口語(話し言葉)でよく使いますよね。。。
動詞の“wonder”は「疑問に思う」という意味ですが、この「?」のマークが似合う曖昧な“wonder”が、使い方によって様々な役割を果たしてくれます。
今回の『恋と仕事に効く英語』では“wonder”を使った便利・丁寧・やんわりとした英語表現を学んでいきましょう。
「~かな・~かしら」の英語は?「wonder」の意味と使い方!
ハワイの短大を卒業後、現地で接客業を経験し、合計4年ほど滞在しました。現在は英会話スクール『b わたしの英会話』のカウンセラーとして働いています。英語を通じて世界中の人々とのコミュニケーション出来る楽しさを皆さまにお伝えしたいです!
そもそもwonderってどんな意味?
映画をご覧になった方はイメージがつかみやすいと思いますが、”wonder”の基本の意味をみていきましょう。
名詞としてのwonderの意味と使い方
名詞の”wonder”には可算名詞と不可算名詞の両方の使い方があります。
◆可算名詞:不思議な物事・不思議な出来事・不思議な人・奇跡
・You are a wonder.
あなたは素晴らしい。
・The Seven wonders of the world.
世界の七不思議。
*wondersと“s”をつけて複数に表すことができます。
◆不可算名詞:驚き・驚嘆・素晴らしい
・I was filled with wonder but was also a bit scared.
私は冒険心に満たされていたが、少し怖くもあった。
・This medicine will do wonder on your stomach ache.
この薬はあなたの腹痛によく効くでしょう。
*do wonder:奇跡を起こす=驚くほどよく効く・驚くほどの結果をもたらす
ネイティブの会話でよく耳にする「no wonder」の意味と使い方
◎no wonder~:驚くことではない=どうりで~なわけだ・~なのも当然だ
【No wonder + 主語+動詞】で【(主語)が(動詞)したのは当然だ】という意味になります。
・No wonder he has been promoted.
彼が昇進したのは驚くことではない(当然だ)。
・It’s no wonder it’s crowded in the restaurant.
店内が混むのも無理ない。
・No wonder I couldn’t get a hold of you.
どうりで連絡が取れなかったわけだ。
*「No wonder.」だけの場合は「どうりで!・なるほど!」という相づちのような意味になります。
動詞としてのwonderの意味と使い方
◆動詞:驚く・不思議に思う・思案する・知りたく思う→日本語の「~かな・~かどうかと思う」というニュアンスになります。
軽い疑問やひとりごと・つぶやきはコレ!I wonder if~
◎I wonder if~:~かな・~かしら
【I wonder if 主語+(助動詞+)動詞】で【(主語)は~((助動詞+)動詞)かな?かしら?】と意味になります。
・I wonder if it’s going to rain tomorrow.
明日雨降るのかな。
・I wonder if I should buy this.
これ買ったほうがいいかしら。
・I wonder if I can go to Hawaii this year.
今年はハワイに行けるかな。
I wonder+疑問詞も便利!
◎I wonder+疑問詞:~かな・~かしら・~だろうか
上記の”I wonder if~.”の使い方と同じです。
ifの代わりに疑問詞(5W1Hのwhen, where, who, what, why, how)を”I wonder”の後ろにつけます。
・I wonder what Noah is doing now.
ノアは今何しているんだろう。
・I wonder which team will win.
・どっちのチームが勝つんだろう。
・I wonder where Belle is now.
ベルは今どこにいるんだろう。
・I wonder why?
どうしてだろう?
通常、疑問詞を使う時は「Where is Bell now?」と疑問詞の後は疑問文になりますが、「I wonder+疑問詞」の場合は”I wonder~”という文の中に疑問詞が入っているので、疑問文にせず普通の文(肯定文)にします。これを間接疑問文といいます。
感じ良く依頼をしたいときはコレ!I was wondering if
◎I was wondering if:~していただけますか?~してもよろしいでしょうか
直訳すると「~かどうか不思議に思っていた」ですが、「~していただけますか?・~してもよろしいでしょうか」と丁寧に依頼する時に使います。
「I was wondering if you could do~」の形で使われることが多く、ストレートに「~してくれますか?」と聞くのではなく、「I was wondering if」と何とも曖昧な表現を使って優しく、丁寧に聞くことができます。
「Can you~?」より丁寧で、「Could/Would you~?」ほど堅苦しくないので親しい関係の人に丁寧にお願いする場合に使います。
・I was wondering if you could help me.
手伝ってくれると嬉しいんだけど?
・I was wondering if you could do me a favor.
お願いがあるのですが。
・I was wondering if you could drop me off at the train station.
駅まで連れて行ってくれませんか?
・I was wondering if I could get your phone number.
電話番号を教えてもらえないかしら?
いかがでしたでしょうか?
Wonderをマスターすると、私たちが使う細かいニュアンスも英語で表現することができます!表現の幅が広がりますね♪
相槌で使うことも出来ますので、ネイティブとの会話も盛り上がること間違いなし!
ぜひこの機会に覚えて使ってみてくださいね。
===Melia===