8月も後半になりますと、心なしかセミの鳴き声が少し少なくなってきた気がします。
さて、日本では夏の風物詩のセミですが、海外出身のbのレッスン・パートナーにとっては、
このセミの鳴き声の捉え方は、出身地によって異なります。
(ちなみにセミは英語ではCicadaといいます)
アメリカ人でも、西海岸や中西部、あるいはニューヨークなどの人に
はセミそのものの存在をあまり知らない人が多いようで、日本に来てはじめかなりびっくりしたそうです。
一方、東海岸の一部では17年セミ、13年セミといったいわゆる周期セミ(periodical cicadas)がいます。
こちらは、日本のように毎年発生しませんが、13年、17年といった素数年に一度、
大量発生するそうです。それも、街中がセミで埋もれてしまうくらい・・・!
やむを得ず、この大量発生したセミの料理があるそうですよ!!
・ 4~5分間ボイルして、たまねぎ、じゃがいも、とうもろこしを添えた「メリーランドゼミ」
・ しょうゆ、ニンニク、カブを添えた「上海ゼミ」など。
・ バジル、オリーブ、オニオンとセミを散らした「セミピザ」
・ セミアイス
・・・・最後のアイスはびっくりデス。
とはいえ、こうした一部の例外をのぞいて日本のセミの賑やかさは海外の人には
びっくりするくらいの鳴き声のようです。
下記に、主に海外の人に日本のセミに対しての反応をまとめてみました。
【イギリス人】
・ 一体全体あの場所では何が起ってるというのだ! イギリス
・ 車のクラクションがひっきりなしに鳴ってるのと変わらんな。
【アメリカ人】
・ フロリダでもウルサイのなんのって。ウワーっってなる。
・ なんか、いまにも爆発しそうなんだけど大丈夫なんか。
・ アメリカにいながら日本の夏を思い出させてくれる音でもある。彼らなしに夏を夏とは呼べないよ!
・ ヘヘ、ドラゴンボールのセルは、このちっこい虫がベースだよね。 アメリカ
【アイルランド】
・ 自然の目覚まし時計か。……自分では止められないけど。
【ポルトガル】
・ 日本のアニメの世界そのまんまだなぁっていう感想です。
【アルゼンチン】
・ アルゼンチンでも彼らは元気でやってるよ。
国によってセミが日本と同じようにいる国とそうではない国では
捉え方が違いますね。アメリカなどは、ワシントンDCなどでは道中がセミで埋まることもあるので
日本より大変かも!