PJ2 – Day 8: Present Perfect with EVER and NEVER
【はじめに】
このカテゴリでは、b わたしの英会話で使われているPhoto Journalという教材で扱われている英語文法の解説コーナーです。
b わたしの英会話は会話専門の英会話スクールですので、ここでの文法解説は「英単語」や「英語表現」に内在するイメージを直感的に理解する認知文法の考えを参照して作成されています。
従いまして、学生時代のような英語→日本語翻訳のための文法ではなく、「会話」として使えるように直感的理解を優先した解説となっています。もし、より詳細な文法解説を見られたい方は他のページをご参照くださいね。もし、英会話学習を検討されている方はb わたしの英会話のHPへどうぞ。
Day 8では、現在完了形の中の「経験」を扱います。
Day7の現在完了形 + already / yet で説明しましたように、現在完了形が持つ、「過去から現在へ迫ってくる感覚」は、「経験」においても同じ事が言えます。ここでは、過去形との違いを通じて「経験」として現れる現在完了形を考えてみましょう。
時の流れ ———|—————————-|———→ 未来
過去 ←—–現在完了形——→ 現在
例1:I watched the movie.
例2:I have watched the movie.
例1は単純過去。ただ、「その映画を観た」と事実を述べているだけですね。一方例2は、その映画を観たという事実を持っている(have)。すなわち、「その映画を観たことがある」という意味になります。まさに、「経験:~したことがある」になるわけです。
この「経験」のイメージと相性がいいのは、ever、neverになります。疑問文ではever、否定文ではneverになります。
★have + ever +過去分詞(疑問文で)
「(今までに)~したことがありますか」
★have never +過去分詞(否定文で)
「(今までに)一度も~したことがない」
と訳します。
例3:I have never climbed Mt.Fuji .
(私は(今までに)一度も富士山に登ったことがありません。)
例4:Have you ever been to Paris?
(パリに(今までに)一度でも行ったことがありますか?)
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