ロトゥさんになれ
(調子ぶっこきシリーズ:出稼げば大富豪②から)
久しぶりに本棚を整理していたら、以前、朝礼で
紹介した「出稼げば大富豪」の②を買っていることを思い出しました。
朝一気に読んでしまったのですが、ここに出てくるバリ在住の
アニキ、ただもんじゃない。
アニキは大阪で1600人の暴走族を率いていたバリバリの人。
そして、日本で社会人していたものの合わず着の身着のままバリへ。
今では、バリでもうん十億円を動かす大金持ち。
という設定(というか実話)です。
そして、奈良でベンチャー企業社長をしているクロイワショウさんが
ひょんなことからアニキと知り合い、色々と学んでいく、という本です。
今日は、その中で出てきたメイドのロトゥさんのおはなし。
ある日、アニキとショウさんがアニキの家でミーティングをしていたとき。
アニキの家は豪邸で、たくさんのメイドさんがいるのですが、ちょうど、
休憩時間になった。
その瞬間、みんな居間に行ってテレビを見ていた。
でも、一人、ロトゥさんというメイドだけは、その時間も片付けやお茶出しを
している。
そこで、今日のアニキの一言。
ア:「おまえ、ええ人ってどういうひとやと思う?」
シ:??
ア:「ええ人が成功すんねん。じゃあ、ええ人ってどんな人や?」
シ:「それは、その、気さくな人でしょうか・・・」
ア:「違う。あの人や」
ア:「みんな、テレビ見てひっくり返ってるやんけ。ロトゥおらんかったら、喉からからになって、
俺ら死んでまうやんけ?ちがう?」
ア:「あのなあ、することすんのは当たり前や。底辺。絶対。だから、今、仕事時間外やから別にテレビ見とったら
ええやんけ。それが、プラマイゼロのひとや。」
ア:「ところが、このロトゥさんは肯定プラスちゃうか。ほんまは、自由にしていい時間や。
ところがそれを使って、我々のために費やしてくれとる。どや?」
・・・・
ア:「ほんなら、お前誰にならなあかん?ロトゥさんにならなあかんやんけ」
と、アニキの言葉が続きます。
でも、これってほんとうにそうだと思う。
bは、業務にあまりマニュアルはないほうだと思います(もちろん、絶対にしなくては
いけないフローはありますが)。
朝礼のいいところは、一度、事前にするべきTODOをチェックできること。
でも、それを上回る何かが出来るかどうか。見ている人は少ないかもしれないけど
掃除したり、余分にフォローしてみることも含みますが、を出来るかはみんな次第。
私たち会社全体としてみた時もお客様に対してロトゥさんにならないといけないし、
そのためにも、一人一人もロトゥさんになっていかないといけないんだなと思います。
私のマンションの掃除をしてくれているトニーはほんとうにそう思います。
もし、トニーが困ったときは、私も絶対に出来る事すると思いますし。
ロトゥさんになれ
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