Born into Brothels: Calcutta’s Red Light Kids – by Joyce

‘Born into Brothels’ is one of my all-time favorite movies, to be exact a documentary one which the lives of a group of children whose parents are sex workers in Sonagachi, Calcutta.

The place is one of what is considered the poorest and dodgiest districts in India, with all things illegal including prostitution and drug dealing.

「Born into Brothels(未来を写した子どもたち)」は私の一押し映画のひとつです。
コルカタのソナガチにいる売春婦を親に持つ子どものグループをドキュメンタリーとして描いた作品です。

 

A young photographer from New York went there and she tried to help them get out of the brothels by teaching them photography, consequently using the funds raised through the photographs taken by these kids to put them in boarding schools.

ニューヨーク出身の、ある若い女性写真家は彼らに写真の技術を教えることで子どもたちを売春宿から救い出そうとそこへ向かいました。 その写真で得た資金を使用することによって寄宿学校に子どもたちを入れることが出来たらと考えたのです。

 

I found the film inspiring, yet at the same time saddening because despite the efforts that were put to provide them with education, not long after most of them were withdrawn from the schools by their parents.

Nevertheless, I was amazed by the photographs taken by these children.

Unlike most people in affluent countries who are able to afford high-quality digital cameras of the latest model, all they had was a simple film camera and an eye for the kind of beauty found in the most imperceptible things.

 

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私はこの映画に感動したのと同時に悲しくもなりました。子どもたちに教育をするという努力も虚しく、そう長く経たないうちに子どもたちのほとんどが、親らによって学校から引き離されたのです。

しかしながら、私はこの子どもたちが撮影した写真に驚嘆しました。

ほとんどの豊かな国々で撮れるような最新型の高品質のデジタル・カメラで撮影したようなものではなく、シンプルなカメラで撮られた彼らにしか見えない美しさがそこに表現されていたのです。

 

This movie also reminds me of a famous proverb said by Lao Tzu, a Chinese philosopher: ‘Give a man a fish and you feed him for a day.

Teach a man to fish and you feed him for a lifetime.’  I am not sure if this kind attempt of sending them to boarding schools a wise decision or wasted efforts, since obviously most of them got back to their old circumstances, but at least it once provided another path for these children in the hope of leading them to a better future.

この映画は、さらに老子(中国の哲学者)によって言われていた有名な諺を思い出させます。

「授人以魚 不如授人以漁」
つまり、
「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣りを教えれば一生食べていける」
というものです。
寄宿学校へ彼らを送るこの親切な試みが、賢明なことなのか無駄な努力なのかどうか私にはわかりません。現実はほとんどの子どもたちが元の状態に戻ってしまっています。でも少なくとも、その試みは彼らをよりよい将来ヘ導くことを願って子どもたちにできることは何かと考え、実践したという事実はここにあります。

 

Although this movie is not entirely in English, I would recommend this movie to anyone, especially to mothers who want their children to know more about what is happening on the other side of the world.

この映画は、完全に英語というわけではありませんが、世界の裏側で実際に起こっていること(特に子どもたちの身に)に、目を背けずに知ろうとする全ての子どもを持つ親に、この映画を是非観て欲しいと思います。

 

Joyce

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