「b わたしの英会話」でスクールカウンセラーとして働いているPamです。
わたしたちが「やさしい人だね」「環境にやさしいね」「やさしく扱ってね」など日常の色々な場面で使っている「やさしい」ですが、英語ではなんと言うでしょうか?
「やさしい=Kind」で覚えている人も多いのではないでしょうか?
「kind」以外にも、たくさんの英語表現があるので、今回はネイティブ講師に聞いたよく使う表現をご紹介いたします!
Contents
- 1 「優しい」の英語フレーズ15選!場面ごとの使い分け・スラングなどをご紹介
- 1.1 「優しい」の英語表現1:kind
- 1.2 「優しい」の英語表現2:nice
- 1.3 「優しい」の英語表現3:sweet
- 1.4 「優しい」の英語表現4:gentle
- 1.5 「優しい」の英語表現5:thoughtful
- 1.6 「優しい」の英語表現6:considerate
- 1.7 「優しい」の英語表現7:caring
- 1.8 「優しい」の英語表現8:generous
- 1.9 「優しい」の英語表現9:tender
- 1.10 「優しい」の英語表現10:understanding
- 1.11 「優しい」の英語表現11:compassionate
- 1.12 「優しい」の英語表現12:attentive
- 1.13 「優しい」の英語表現13:good to
- 1.14 「優しい」の英語表現14:friendly
- 1.15 「優しい」の英語表現15:easy
- 2 まとめ
- 3 英語を話せるようになりたい方へ
「優しい」の英語フレーズ15選!場面ごとの使い分け・スラングなどをご紹介
それでは、「優しい」の代表的な英語表現を15個ご紹介します。
英単語ごとに使い方のニュアンスがあるので、注意して見ていきましょう!
「優しい」の英語表現1:kind
まず最初に思い浮かぶ英単語だと思います!
「kind」は「親切な、思いやりのある」という意味で、親切な行為や親切な人という表現でよく使いますね。
Tom:Oh my gosh, I forgot to bring the textbook.
やば!教科書忘れちゃった。
Bob:Let’s share my textbook.
テキスト一緒に見よう。
Tom:Thank you, you are so kind.
ありがとう。やさしいね。
▼「kind」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現2:nice
「nice」は「良い」という意味で、「人柄が良い=やさしい」を表現できます。
主に口語で使われます。
Pam:He is so nice.
彼はやさしい(性格がいい)ですね。
▼「nice」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現3:sweet
女性がよく使う表現です!
「Kind」と同じく、やさしい、思いやりのあるという意味で使われます。
Pam:I made a cheesecake for your birthday today!
今日お誕生日だから、チーズケーキ作ってきたよ!
Joy:I love it! That’s so sweet of you.
あなたが作るチーズケーキ大好き!ありがとう!
「so sweet」とセットで使うことが多いです。
また、「That’s so sweet of you.」は「Thank you. You are so sweet to do that for me.」とも言い換えることができ「わたしのためにわざわざやってくれてありがとう(やさしい)」という、「ありがとう」という意味を含んだ「やさしい」として使うことができます!
▼「sweet」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現4:gentle
わたしたちは「gentleman(紳士)」という意味でよく使いますね。
「gentle」には優しい、温和な、穏やかな、上品な、などの意味があり、それらのニュアンスをもっています。
同じ「やさしい」でも、こちらのようにニュアンスが異なります。
Kindを使った場合:He is kind person.(彼はやさしい人=助けてくれるような人)
Gentleを使った場合:He is gentle person.(彼はやさしい人=穏やかな性格をしている人)
また、「soft(やわらかい)」といニュアンスがあり、「やさしい声」「やさしい色」と使うことができます。
Pam:What is your room like?
あなたの部屋どんな感じ?
Amanda:My room is decorated in gentle colors.
やさしい色でインテリアをまとめているわ。
▼「gentle」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現5:thoughtful
「thoughtful」は、(人や行動が)思いやりのある、心のこもった、気が利くという意味があります。
・I like this restaurant, because it provides a thorough and thoughtful service.
心のこもったサービスを完璧に提供してくれるので、わたしはこのレストラン好きです。
・どちらも「思いやりをありがとう」という意味
(カジュアル)How thoughtful of you!
(フォーマル)That’s very thoughtful of you.
▼「thoughtful」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現6:considerate
動詞の「consider」は、熟慮するという意味があり、「considerate」は「よく考えて相手を傷つけないやさしさ」というニュアンスで使うことができます。
少しフォーマルな場面で使います。
Pam:Mark is a very considerate person.
Markってとても思いやりのある人よね。
Amanda:Yes, I hope my son will be like him one day.
そうよね、息子にはそういう人になって欲しいわ。
▼「considerate」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現7:caring
「caring」には、面倒見が良い、思いやりのある、親身な、と言う意味があり、相手のことを思いやるやさしさを表します。
Pam:Tom is very caring.
Tomって本当にやさしいわよね。
Amanda:He has always been this way.
彼は前からそうよね。
▼「caring」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現8:generous
英語の「generous」は、主に「気前が良い」や「寛大な」という意味がありますが、広義では人に対して親切で思いやりがある様子を指すこともあります。
つまり、物質的な面だけでなく、精神的な面での寛大さや優しさも含むことができます。
・He’s always generous with his time, always ready to help others.
彼はいつも時間を惜しまず、いつも他人の助けになろうとします。
例文2:
・Her generous donation to the charity was greatly appreciated.
彼女の慈善団体への気前の良い寄付は大変感謝されました。
▼「generous」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現9:tender
英語の「tender」は、「やさしい」や「柔らかい」という意味を持ちます。
この英単語は、人が他人に対して示す愛情深い、優しい気持ちや行動、または物理的な柔らかさを表すときに使われます。
特に人と人との関係性や感情の表現において、心温まる優しさや繊細さを伝えるのに適しています。
・She spoke in a tender voice that calmed everyone down.
彼女は皆を落ち着かせるやさしい声で話しました。
・His tender care for the injured bird showed his compassionate nature.
彼が傷ついた鳥に対して示した優しい世話は、彼の思いやりのある性格を示していました。
▼「tender」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現10:understanding
英語の「understanding」は、「理解する」という意味のほかに、人に対して同情的であり、他人の感情や状況を思いやることができる性質を指す場合があります。
この場合、「やさしい」や「思いやりがある」といったニュアンスに近くなります。
つまり、単に事実を理解することを越え、人の感情に対して敏感であることを示します。
・She was very understanding about my situation and offered her support.
彼女は私の状況にとても理解があり、支援を申し出てくれました。
・Thank you for being so understanding when I had to cancel our plans.
計画をキャンセルしなければならなかった時、とても理解があってありがとう。
▼「understanding」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現11:compassionate
英語の「compassionate」は、「思いやりのある」「慈悲深い」という意味を持ちます。
他人の苦痛や困難に対して深い理解と共感を示し、助けようとする優しい心の持ち主を指します。
この言葉は、単に表面的な優しさを超えて、他者の苦しみに対して積極的に関わり、支援しようとする深い感情を表現します。
・The nurse showed compassionate care for all her patients, making sure they felt comfortable and supported.
その看護師はすべての患者に対して思いやりのあるケアを提供し、彼らが快適でサポートされていることを確認しました。
・His compassionate words helped me through a very tough time in my life.
彼の思いやりのある言葉が、私の人生のとても厳しい時期を乗り越えるのを助けてくれました。
▼「compassionate」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現12:attentive
英語の「attentive」は、「注意深い」や「気を配る」という意味がありますが、他人に対する細やかな配慮や思いやりを示すときにも使われます。
つまり、人の言うことをよく聞き、そのニーズに応えようとする態度を指します。
このように、他人への優しさや配慮が「attentive」の持つ意味に含まれます。
・He was always attentive to his friends, making sure they were doing well.
彼はいつも友人に注意深く、彼らがうまくやっているかを常に確認していました。
・The teacher’s attentive guidance helped me improve my skills quickly.
先生の丁寧な指導のおかげで、私のスキルはすぐに向上しました。
▼「attentive」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現13:good to
英語表現「good to」は、直訳すると「~にとって良い」という意味になりますが、人に対して使う場合、「~に対して優しい」や「~に対して親切」という意味合いで解釈されます。
このフレーズは、ある人が他の人に親切な行動を取ることや、相手の感情や状況に配慮していることを示すのに使われます。
・She’s always good to her younger siblings, helping them with their homework and giving them advice.
彼女はいつも弟妹に優しく、宿題を手伝ったりアドバイスをあげたりしています。
・My neighbors are really good to us; they always check on us if we need anything.
私たちの隣人は本当に親切で、何か必要なものがあるかいつも気を使ってくれます。
▼「good to」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現14:friendly
「friendly」には、「~にとってやさしい、親しみやすい、適した、害を与えない」などの意味があります。
ネイティブは下記の英語フレーズの中で、特に「Eco-friendly」と「User-friendly」をよく使うそうです!
・Eco-friendly:環境にやさしい(リサイクル商品などにも記載されています!)
・environment/environmentally-friendly:環境にやさしい
・ planet-friendly:地球環境にやさしい
・earth-friendly:地球にやさしい
・User-friendly:ユーザーにやさしい
・animal-friendly:動物にやさしい(動物連れで行ける)
・budget-friendly:お財布にやさしい
※Budget:予算、家計、生活費
▼「friendly」の英語音声はこちら▼
「優しい」の英語表現15:easy
「easy」は「簡単」という意味ですが、「やさしい」に言い換えて使うこともあります。
Tom:How was the English test?
英語のテストどうだった?
Mark:It was easy.
やさしかったよ。(簡単だったよ)
This book is easy, so I will try a more difficult one.
この本はやさしすぎたので、もう少し難しいのに挑戦してみよっと。
▼「easy」の英語音声はこちら▼
また、「もっと効率よく英語学習をしたい!」という方は、こちらの動画「【これしかない 】 大人が英単語力を芋づる式にバク上げする唯一の方法」がオススメです。
この動画では、時間がない社会人に向けて、英単語を効率良く覚えるための方法が分かりやすく解説されています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語には「kind」だけではなく、「やさしい」と表現できる単語がたくさんありましたね!
性格を表すときはどんな “やさしさ”なのか考えて、ニュアンスを伝えられるといいですね。
今日ご紹介した英単語は全てネイティブがよく使う表現なので、是非色々使えるようになって、ネイティブに近づきましょう☆彡
また、こちらの記事もあなたの英語力UPに役立つこと間違いなしなので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!