実は私、英語がずっと苦手で、学生時代は他教科と比べて英語だけ飛び抜けて成績が悪い状態でした(汗っ)。
でも作るのも食べるのも大好きなカレーを求めてインド、スリランカ、タイへとックパッカースタイルで旅行するにつれ、「世界と繋がるにはやっぱり英語だわ!」と一念発起☆☆☆まずは自分の興味ある分野の英会話から話せるようになること!コレが上達の秘訣です!一緒に頑張りましょう♪
今回は『接続詞と前置詞の使い分け』についてご紹介したいと思います。
今回出てくる内容は日常会話で「あれ?どっちだったかな?」と混乱しがちですし、TOEIC頻出の英文法でもあります。
この記事で前置詞と接続詞の使い分けをしっかりマスターすればTOEICスコアもグーンと伸びちゃいますよ!!!
Contents
前置詞「because of」と接続詞「because」の使い分け
「私は風邪をひいていたので仕事に行けなかった」と言いたい時、
「~ので」の意味を持つ「because」と「because of」という単語は知っていますね。
どちらも『理由』を述べる時に使います。
では、同じ意味を持つ「because of」と「because」はどのように使い分けられるのでしょうか?
「because of」と「because」の品詞は何?
まず品詞をみていきましょう。
単語を形や文法、意味などから分類したものです。代表的な品詞は次の7つです。
・名詞:人や物、場所の名前
・代名詞:名詞の代わり
・動詞:動作や状態
・形容詞:名詞の前に置いて修飾したり、主語(名詞・代名詞)の後ろに置いて性質や状態を表現している(修飾している)
・副詞:動詞、形容詞、他の副詞、または文全体を修飾(強調したり、補足したり、部分的に変化させる)
・前置詞:名詞の前に置いて、場所や方向、時など、名詞・代名詞の意味を補う
・接続詞:単語同士や文章同士をつなぐ
because ofは前置詞、becauseは接続詞と品詞が違います!そのため、それぞれ後に続く文章にはこのような違いがでます。
①I couldn’t go to work because of my cold.
②I couldn’t go to work because I had a cold.
意味はどちらも「私は風邪をひいていたので仕事に行けなかった」ですね!
前置詞:because of
前置詞の後ろには名詞が続きます。
①の文では後ろにmy cold(直訳で「私の風邪」)という名詞が続いています。名詞は人、物、場所などを表しますね。
接続詞:because
接続詞の後ろには「S(主語)+V(動詞)」が続きます。
②の文ではbecauseという接続詞が、I couldn’t go to work(私は仕事に行けなかった)とI had a cold.(私は風邪をひいた)という2つの節を結びつけているのですね。
前置詞「during」と接続詞「while」の使い分け
続いては、どちらも「〜の間」という意味の「during」と「while」です。
becauseの例を思い出して考えてみましょう。
前置詞:during
I had a special experience duringsummer vacation.
私は夏休みの間に特別な体験をしました。
duringの後ろにsummer vacation(夏休み)という名詞が続いています。
接続詞:while
Someone called you while you were out.
あなたが外出している間に誰かから電話がありました。
whileという接続詞が、Someone called you(誰かがあなたに電話した)とyou were out(あなたは外出していた)という2つの文を結びつけています。
whileの後ろの「S(主語)とbe動詞」は省略されることがあるので要注意!
接続詞whileの後ろに「動詞(~ing)」が続くことがあります!これは主語とbe動詞が省略されているためです。
「私はオーストラリアに滞在している間、英語を勉強しました」を接続詞のwhileを使って英文にすると・・・
接続詞の後ろには「S(主語)+V(動詞)」が続くのがルールなので
I studied English while I was staying in Australia.
が正しい表現です。
でも、オーストラリアに滞在していたのも「私」、英語を勉強したのも「私」、このように接続詞の前の文と後ろの文の主語が同じ場合のみ「S+be動詞」が省略されることがよくあります!
↓省略されると
I studied English while staying in Australia.
という表現になります。
前置詞と接続詞の使い分けクイズに調整!
少し慣れてきたところでクイズに挑戦です☆
◆問題◆「〜にもかかわらず」という意味を持つ「although」と「despite」のうち次の空欄に入るのはどちらでしょうか??
I enjoyed playing video game _____ I had a headache.
頭痛があったにもかかわらず、私はテレビゲームを楽しみました。
答えは・・・
I enjoyed playing video game although I had a headache.
そう、「although」ですね!
although(接続詞):…にもかかわらず、とはいえ、しかし
despite(前置詞):…にもかかわらず
文章の後半には「I had a headache. (私は頭痛をもっていた)」とI(主語)とhad(動詞)が続いているので、接続詞「although」を使うのが正解です。
いかがでしたか?
TOEICでは今回のクイズのような問題がたくさん出てきます。ここに出てきたのはほんの一例なので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね(^^)♪
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また前置詞については、こちらの動画「【イラスト付き/教材級】一生忘れない – 英会話でよく使われる前置詞Top50を完全イメージ化【総集編】」がおすすめです。英会話教室の社長が、英語初心者のためにイラスト付きのコアイメージで前置詞について、分かりやすく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
===April===
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