こんにちは!
b わたしの英会話のChaiです☆
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皆さま、“メトニミー(metonymy)”って知っていますか?
日本語では“換喩(かんゆ)”と言いますが、日本語で言われても何ぞや?っていう感じですよね(笑)。
しかし、この「換喩」、英語ではとてもよく使われるのです!!
「換喩」とは、簡単に言うと、
『物事を説明する時に相手がよく知っている物事を使って、それになぞらえて表現すること』
です。
例えば・・・
Chai:昨夜は帰りが遅くなっちゃったけど、ごはん食べた?
Sabrina:もちろん!カルボナーラを作って食べたよ。また太っちゃうな・・・。
こんな感じ!「ごはん食べた?」と聞いていますが、お米のご飯ではなく、食事のことを聞いているんだな、と解釈していますよね。
だから「(パスタの)カルボナーラを食べた」という返事でもお互い違和感がないのです。
このようにひとつの言葉から連想した近い言葉に言い換えることをメトニミーというのですが、こちら英語にもあるんです!
メトニミー(metonymy)を使った例文を見てみよう!
それでは、このメトニミーを使った例文を見てみます。
日常の会話でもよく出てくるようなシチュエーションですので、そのまま使っちゃうこともできるかと思います!
Chai:Hi!How are you?
ねぇ、元気?
Sabrina:I was almost late to work because my alarm did not go off in the morning.
今朝アラームが鳴らなくて仕事に遅刻しそうになったのよ。
Chai:Oh, close call! Be more careful.
それは危なかったね!気を付けてね。
Sabrina:Yeah, I got it!
うん、そうするわ!
◎my alarm did not go off=アラームが鳴らなかった
“go off”には”発生する”という意味があります。
『目覚まし時計のアラーム=アラーム音』として認識し、『アラーム音が発生しなかった=アラームが鳴らなかった』となるわけです。
“go off”は電話の呼び出し音にも使います。
Phone went off around 3 pm.
3時ごろに電話が鳴った。
電話機器ではなく、”go off”は電話の呼び出し音に掛かっており、”電話が鳴った”という解釈となります!
日本語でも「電話の音が鳴ったよ~」と言わず、「電話がきたよ」と言ったりしますよね。
また”go off”は次のような場面でも使われますよ。
We were talking and she suddenly went off on the bartender.
話していたら彼女がいきなりバーテンダーに怒鳴り散らした。
◎go off~=いきなりキレる
提喩…Synecdoche
直喩…Simile
隠喩…Metaphor
転喩…Metalepsis
諷喩…Allegory
奇想…Conceit
音喩…Sound symbolism
そのほかよく使われるメトニミー(metonymy)を使った比喩表現
◆直喩(Simile)
《like ~のような》 S(主語)+V(動詞)+like+N(名詞)
She had a huge happy smile, shining like the sun.
彼女はまぶしい太陽のようなとても幸せな笑顔がある。
This headache is like a hammer pounding my head!
この頭痛は頭をハンマーで叩かれたようにガンガンする。
Learning a language is like a marathon, not a sprint.
言語を学習するのはマラソンのようだ。短距離走ではない。
《as~as ~と同じくらい》 S(主語)+V(動詞)+as 原級 as +N(名詞)
How old is this bread? It’s as hard as a rock!
このパンどのくらい経っているの? 石と同じくらい硬いよ!
Her body is as good as the model.
彼女のスタイルはモデルと同じくらい良いね。
◆隠喩(Metaphor)
You need to clean up, your room is a pigsty!
部屋を掃除する必要があるよ。あなたの部屋は豚小屋のようだよ!
*pigstyは「豚小屋、豚舎」の意味ですが、「汚い場所」の意味でも使われます。
日本でも留置所のことを豚箱と例えてドラマなどで言われることありますよね!
I like to travel, but airport security is a real pain.
旅行は好きだけど空港警備は本当にうんざりする。
*painは「(肉体的な)痛みや(精神的な)苦痛」の意味でも使われますが、「うんざりする」の意味でも使われます。
She is so kind, she has a heart of gold.
彼女はとても親切なんだ。彼女はとても優しい心の持ち主なんだ。
*have a heart of goldは直訳では「黄金の心を持っている」ですが、「優しい心を持っている/思いやりのある」の意味でも使われます。
Her voice was like a beautiful melody. It was music to my ears!
彼女の声は美しいメロディーのようでとても素敵だった!
*music to my earsは「音楽を聴くように心地よい」というということから、「素晴らしい知らせ/良い知らせ」の意味でも使われます。
いかかでしたでしょうか?
比喩表現を使いこなして、ワンランク上の会話を楽しんじゃいましょう♪
===Chai===
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