こんにちは!
b わたしの英会話の大山です!!
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さて、最近実は歯にハマってます。
そのキッカケはジムのサウナでお会いする歯科医の先生。
色黒で腹筋が割れた歯の白いおじさんだなーと思っていたら歯医者さんだったのですが、その先生に、
大山さん、銀歯が多いね~。
全部白くなったらキレイになるよ。
その営業トークにほだされてお世話になるようになりました。
ということで、海外旅行にと思って貯めていた貯金を食いつぶしながら、毎月、予算の許す範囲で
少しずつ子供の頃に処置していた銀歯の後を置き換えていっています。
ほんと、石川啄木じゃないですが、
「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと歯を見る」
という今日このごろです・・・・。
とはいえ、とりあえず下の歯だけは白くなって・・・。
やっぱり見てみたら・・・
いい!!
今までそんなもの、と思ってた銀歯が白くなるのがこんなにうれしいものとは思いもしませんでした。
もちろん、自分自身のためですが歯の審美自体が海外ではマナーという風潮になりつつありますね。
アメリカの人を見ていると政治家も俳優もビジネス界の人も歯が白いなーと思ってましたが、これもそのためかもしれません。
ところで、歯ってなぜ磨くのでしょう?
歯磨き粉っていつくらいから私達が使うようになったのか?
こんなことが気になって調べてみたら、実は英会話学習でもとても大事になってくる
習慣構築とつながることがわかりました。
Contents
人類と歯の歴史
今でこそ当たり前の歯ブラシ。
でも、プラスチックの柄に樹脂や動物の毛を植え付けるって大変なことですね。
調べてみたところ、歯ブラシの原型は1498年に中国の皇帝が豚毛を骨の柄に植えつけたものを歯磨きに使用したものを、歴史的には最初の歯ブラシであるとしているそうです。
歯ブラシを使うことは、まずは王様からスタートしたのですね。
歯を磨くようになったのはいつから?
とはいえ、歯が汚れたら気持ち悪いのは人類皆共通の感覚。
では、一般の人々はどうだったのでしょう?
歯ブラシの登場は最近のことですが、昔の人達も木の枝やそこから楊枝を作って歯をキレイにしていたようです。
古代エジプトなどでは木の枝の先をボサボサになるまでほつれさせてそれで歯を磨く習慣があったそうです。
(なんとエジプトでは歯磨きだけでなく、ハーブなどを使った口臭予防習慣もあったそうです。)
昔から人は口内環境に敏感だったのですね。
歯磨きと英会話の関係
さて、昔から人間は歯について色々と工夫してきたことがわかりました。
ではここでそろそろ、歯磨きと英会話の関係について書いてみたいと思います。
朝歯を磨く理由は?
私達は歯磨きを毎朝晩、そして、人によってはお昼も行います。
なによりも、まず、朝起きてからあなたは何をするでしょう?
おそらく歯磨きですよね。
あなたはなぜ歯を磨くのでしょう?
もちろん、寝ている間に口中に雑菌が増えていて清潔ではないから?
あるいは、口のなかがネバネバして気持ちが悪いから?
理由はいろいろですが、わざわざ、そんなことを考えて歯を磨きませんよね!
答えは、「朝は歯を磨くから」かもしれません。
これは、「歯は、朝起きたら磨くもの」ということが、親の教育などやその後の反復を通じて、私達の潜在意識のうちにプログラムされているからです。
語学は反復の学問習慣化と相性がピッタリ
歯磨きは習慣の代表的なものだといるでしょう。
では、習慣とは何でしょうか?
歯磨きと絡めて定義してみるとこんな感じでしょうか。
習慣とは、自分が続けたいと思っていることを、「意思」や「努力」の力を使わないで、毎日のハミガキのように楽々続く状態に導くこと」
では、ここで英会話と関係させていくとしましょう。
もし、あなたが歯を磨くのと同じように、日々、当たり前のように
英会話を学ぶことが出来たらどうでしょう?
実は英会話は「習慣の学問」とも言われていて、語学の中でも特に話すスキルは
その人の生まれ持っての能力ではなくどれだけ反復できたかという継続との相関係数が圧倒的に高いのです。
ですので、語学学習を習慣化し、オートメーション化してしまえば、
ストレスなく自然に続けることができ、自然と上達するのです。
全人類が歯磨きを習慣化したキッカケ
さて、ここでまた歯の話に戻ります。
今日は半分歯の話と思ってください(笑)。
では、今の私達のように歯ブラシに歯磨き粉をつける習慣というのはいつ頃誕生したのでしょうか。
実はそれほど昔ではなく、第一次大戦後のアメリカだといわれています。
偉大なるマーケター、クロード・ホプキンス
ここで登場するのがクロード・ホプキンス(Claude C. Hopkins)という人です。
この人は、歯医者さんではありません。
マーケティングやコピーライティングをされている人は、ホプキンスといえば「広告の神様」として有名だそうです。実は、この人が人類の歯磨きの習慣を生み出すことに決定的なことを行いました。
彼は、人が習慣を作るには、「きっかけ」と「ルーチン(習慣)」と「報酬」の3つの組み合わせが必要である、というルールを発見しました。
「きっかけ」と「ルーチン(習慣)」と「報酬」の関係
さて、「きっかけ」と「ルーチン」と「報酬」というのはなんでしょう?
- 「きっかけ」は、「何かをするきっかけ」となるトリガーのことです。
- 「ルーチン」とはそれを続けること。習慣ですね。
- 「報酬」というのは、そのルーチンをすることで得られるご褒美のことです。
習慣化するものはこの3つのサイクルがかならずあることを
『習慣の力』の著者、チャールズ・デュビックは言っています。
身近なスマホでこのことを当てはめてみましょう。
たとえば、インスタに自分のドヤ顔写真をアップしたとします。
そうすると、その写真に「いいね」がついたらどうでしょう?
通知が来ますよね。
これが「きっかけ」です。
その後、通知が来るたびにあなたはスマホを開いてインスタをチェックします。
人によっては一日に数十回、数百回とスマホをチェックします。
こうして繰り返す行動をルーティン(習慣)とよびます。
そして、実際に自分のインスタを見るといいねがついているというご褒美があります。
これが報酬ですね。
こうして人類の多くがスマホ中毒になってしまいました(笑)。
習慣には良い習慣も悪い習慣もありますが、これは悪い習慣かもしれませんね。
ホプキンスが行ったこと
さて、歯磨きについて。
これは、毎日歯を磨いて口腔内を清潔に保つ良い習慣ですよね。
では、ホプキンスが売ろうとしたペプソデントとは何でしょう?
それは、歯磨き粉の原型です。
ですが、当時は歯磨き粉を使って歯を磨く習慣が人々にはありませんでした。
そこで、まず、ホプキンスが行ったことは強力なキッカケをコピーライティングにいれこむこと。
これによって、人々にまず、ペプソデントを1回買ってもらうことでした。
これは、実際のペプソデントのポスターです。
街中には、
「歯を舌で触ってみてください」
「膜が張っているのがわかるでしょう。あなたの歯を〝曇らせ〟、腐食を招いているのは、その膜なのです」
こんなポスターが溢れかえりました。
そして、このコピーがキッカケにペプソデントがバカ売れしたそうです。
爆発的に売れた後、継続したのは?
でも、実はそれだけだと商品は一回売れたらおしまいです。
歯磨き粉は、歯ブラシにつけて朝と晩磨く習慣をみんなが構築することによって売れ続けます。
そのために必要なことって何でしょう?
それは、ルーチンを染み込ませるため、歯磨き粉を使ってることを実感できるようにすることです。
ここで行ったことが今の歯磨き粉の市場の将来を決定づけます。
それは、歯磨き粉にスッとする味をつけることでした。
開発当初の歯磨き粉はキレイにすることが目的ですから味は関係ありません。
ですが、これだけだと、人々はキッカケとルーチンと報酬を結びつけることが難しいのです。
そこで、実際に、「あ、私、今歯を磨いている」ということを実感させるために
ひんやり味付けの成分を追加したのです。
これにより、歯磨き粉はバカ売れしリピートが続出しました。
「あ、今自分は歯を磨いている」というルーティンと「歯がツルツルになる」というご褒美(報酬)が繋がった結果、
歯を磨く習慣が一気に地球上に広まったそうです。
同じことは洗浄するという目的のシャンプーにも言えます。
シャンプーは頭を洗浄することが目的です。
ですので、その目的のためだけでしたら泡立たせる必要はありません。
ですが、これだと1回買ってキレイになってもいまいちルーチンまで繋がりません。
そこでシャンプーでは、頭を洗う習慣を作ってもらうために「キレイになる」という報酬と結びつけやすい「泡」が立ちやすい成分を付け加えることにしました。
歯磨きと英会話
いかがでしょう?
習慣をつくるには、「きっかけ」と「ルーチン」と「報酬」の3つのループが必要になることがわかりました。
ジムに通う習慣をつくるには
例えば、ジムに通う習慣をみてみるとどうでしょう?
もちろん、ジムに通って肥満を防いだり、憧れのシックスパットになることというのは究極の報酬ですよね。
ですが、それだけだと続けるためのルーチンをつくるためにはパワー不足です。
こんな時には、何かルーチンと最終的な報酬の間を結びつける小さなご褒美をつくると良いのです。
私の場合は、ジムに通うことの多い月曜日から木曜日までは大好きなビールを飲みません。
そのかわりに、木曜日のトレーニングが終わるとそこで「ぷはーっ」ってビールを飲みます。決して、ビール自体はダイエットに良くないことですが、自分に小さな報酬を期待させることで、毎週ジムに通い続けることが徐々に習慣に転じていって、気づけば続けていて当たり前になるのです。
となると、一杯のビールくらい大したマイナスの影響にはなりませんね。
英会話の場合は?
では、英会話の場合はどうでしょう?
オンラインで学んでいる方にはうまくあてはまりませんが、実際に英会話スクールのように物理的に学校に通っている方は、そのスクールに行く途中にある、美味しいレストランにレッスン後に寄るのも良いでしょう。
実際、bに通ってる方で週末にレッスンにいらっしゃる方などは、レッスン後のちょっとしたご褒美をお買い物という形でつなげています。銀座スクールなど週末人気なのもうなづけます!!
こうした方は、通うことを習慣化させるのが早い傾向にあります。
いずれにしましても、人間ってかくも難しい生き物なのですよね!
大山
PS.
bの学習方法はこうした脳科学的なアプローチをさまざまな観点から取り入れて効率的なお客さまのお手伝いをしています。
そのひとつが「b習慣化メソッド」です。英会話は習慣の学問で続けることさえできれば程度の差こそあれ、必ず一定の成果はあります。
もし、今日のエントリで興味を持った方は、まずは、体験レッスンで雰囲気を見てみてくださいね。
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