こんにちは!Riccoです。
さて、今回は1995年の映画「Empire Records」をご紹介します。
深夜24まで営業しているレコード店で買収騒動や若物たちの恋愛が繰り広げられていく青春コメディです!
舞台がレコード店ということもあり、様々なジャンルの音楽が随所に流れてくるのもオススメの一つです。
◆Story of “Empire Records”◆
老舗レコード店「エンパイア・レコード」には個性豊かな店員たちが勤務しており、その日も一人ひとりが大きな決意を胸に出勤していた。
そんな中、店長のジョー(アンソニー・ラパグリア)は店の買収計画阻止のために用意した9000ドルがなくなっていることを発見。
ジョーが放心状態に陥るなか、店員の一人・ルーカス(ローリー・コックレイン)がカジノで使ってしまったと打ち明ける。
そこに店のオーナーが現れ、店員達はレコード店の買収計画を知ることに。店を失いたくない店員たちは、店の危機を救う為、屋上でチャリティライブを開催する。
◆One point English from“Empire Records”◆
Corey(リヴ・タイラー)とDebra(ロビン・トゥーニー)はお互いにいがみ合う仲でした。
しかし、Coreyが落ち込んでいるとDebraが親身になって慰めてくれる、ジーンとくる場面です!
Corey:Why are you so being so nice to me?
どうして、私にそんなに良くしてくれるの?
Debra:Let’s save our Hallmark moment.
私達のホールマークな瞬間を覚えておきましょう
☆Hallmarkとは?
Hallmarkはアメリカや日本でもお祝いのカードやステーショナリーを販売している会社です。
ロゴなどを見たことある方もいると思います!お祝いのカードなどは「感動した瞬間、嬉しい瞬間」などに作成しますよね。
そこから「Hallmark moment=感動的な瞬間」として使われます。
例えばこんなふうに使います。
Jocelyn:Listen! I’ll get married with him!
聞いて!私、彼と結婚するの!
Ricco:Wow! Really? It’s very Hallmark moment!
えぇホント~!すごくホールマークな瞬間だわ!
この「allmark Moment」と同じ意味で使われるのが「Kodak Moment」です。
Kodakとは日本でもおなじみの世界最大の写真用品メーカーです。NYのタイムズスクエアにも大きな看板ありますよね。
記憶に残る瞬間には、写真で思い出を残す人も多いことから、同じ意味で「Kodak Moment」が使われます。
レコード店が舞台ならではの言葉のチョイスもあるのが、この作品の特徴でもあります!
お店のお金を盗んだルーカスは、手元にある9000ドルを増やそうと試みます。
実はレコード店の危機を事前に気づいたルーカスは、もっとお金を増やして救おう!と、いろいろ考えた結果、カジノに足を踏み入れますが・・・結果は全て失ってしまうのです。
カジノへ行く前にルーカスが自分を勇気付けるために言った言葉です。
Lucas:In the immortal words of The Doors, The time to hesitate is through.
ザ・ドアーズの不朽の名作にもあるだろ、今さら迷うことないって!
immortal works of~:~の不朽の作品
time to~:~の時間だ、~する時だ
例えばこんなふうに使います。
It is time to be honest.
素直になるときだ
Time to eat.
食事の時間だよ。
「The time to hesitate is through」の部分がザ・ドアーズというロックバンドの「ハートに火をつけて(原題:Light My Fire)からの引用です。
直訳は「ためらう時間は終わった」です。日本でも当時、青春を送っていた方々には有名なバンドのようですね。
いかがでしたか?
若かりし頃のリヴ・タイラーやレニー・ゼルウィガーの演技にも注目できる作品となっています!
90年代の映画ですが、今観ても友情や何かに向かって頑張るという気持ちを教えてくれる映画なので、ぜひ、お時間あったら見てくださいね!
Ricco