折角、体験レッスンの時間をおさえているのに突然、キャンセルされたりあるいは、
何も連絡なくそのままおこしにならなかったり・・・・、なんて事になると
えーって思ったりしますよね。私もメール見るたびにえーって思います。
ただ、心理学的には人間は複数の思考を同時に行うことができない生き物だそうです。
だからネガティブに考えている時はどうしても頭のなかをネガティブなことが占めてしまいます。
もちろん、他人にもそれが伝わってしまう。
そうならないようにポジティブにいよう、と言うのは簡単な結論ですが
口で言ってもなかなかできないもんですね。
そんな時のコツじゃないですが、私と恵美子さんが最近ネガティブになりかけたら
心がけてることがあります。
それは、ごくごく当たり前になってる事を振り返ってそれに対して感謝すること。
当日キャンセル・No Showする方は全体の何%でしょう?
数%ですよね。仮にキャンセルとNo Showを足して8%としてみましょう。逆に言うと92%の人は
ちゃんとお仕事などお忙しい時間をやりくりして、しっかりといらっしゃってくれてるわけです。
発想の転換で来て当たり前、と思ってる当たり前の92%に対して
ありがとうの気持ちをもっともっと持ってみたら、まれにある8%のネガティブな気持ちは
薄れていきます。
もちろん、仕事以外でも。
例えば山手線や地下鉄やバス。
日本ではほぼ定刻に来ることが当たり前になっていて、1分遅れただけで
イライラしている人をたまに見かけます。でも、海外と比べてみてください。
奇跡的な正確さですよね。
だから恥ずかしい人もいるかもしれませんが、山手線だったら電車が動き始めて
最後に車掌さんが見えた時、「ありがとうございます」と言ってみましょう。
恵美子さんがやってて、私も最近はじめました。
気づいた車掌さんは結構うれしい顔されますよ。
多分海外だったら普段、定刻に電車が動くことがまれだから
逆に定刻だったら運転手さんと車掌さんにお礼を言っちゃいたいくらいですが、
人間、当たり前になっちゃってることほど、忘れてしまうものです。
些細で当たり前と思ってる事こそ、それを当たり前にこなしてることに
少し感謝しはじめる意識を持って行くと、たまにダメだった時のストレスも減ります。
何よりも、前向きに考える時間が増えれば増えるほど、
自分が他に会う人にもハッピーな気持ちを伝播させることができると思います。
そんな事書きながらもちろんイヤなことは沢山ありますけどね(笑)。
私も、実は、最近かなり嫌なことが複数ありました。でも、それを周りに伝播して得るものは
一つもありませんからね。
時々思い出して当たり前になって感謝を忘れてることに感謝、ってやるのがコツかも。
今日も新宿行くとき、バスの運転手さんと山手線の車掌さんにはお礼言っておこうと思います。