当たり前のことですが、時々忘れること。
人は何故か、結果だけ求めてしまってその前の代償を忘れてしまうことかなと思います。
今のように恵まれた時代だと、社会的分業が究極まで効率化してますから
生活の中でこの原則を忘れてしまいがちだけど、昔だったら食べるため(結果)にはしっかりと種をまいて
作物を育てないといけなかった。
そして、種をまくだけじゃなくてそこから更に作物をいたわり、水をやり、肥料をやって
それで台風や天変地異がある時もできることをすべてやって、やっとご褒美として作物が手に入るわけですね。
だからこそ、日本では新嘗祭が、アメリカではサンクスギビングがあるわけです。
同じことは個人でも会社でも当てはまります。
日々、自分を向上したいと思うことはできるけどもそのためには種まきが必要です。
その種は、時間だったりお金だったり・・・。いずれにせよ、自分を高めるという収穫を得るためにはその対価として、
まずは、今までなにもしないでよかった時のお金の使い方だったり時間の使い方の幾分かを、こちらに向ける必要があるわけですね。
ところが、人間はやっぱりワガママな生き物だからはじめにそう思っていても
気づくと忘れてしまう。で、はじめにそうなろう、と思っていた時の未来の姿から自分がかけ離れていることが
嫌になってしまったり、環境のせいにしちゃうわけですね。忙しいから出来なかった、という割には今までどおりテレビ見てたり(笑)。
でも、結局は種をまくのも、その作物を育てるのも自分次第。
そして、育てた時しか結果は出ません。
丁度、年末が近づいてきましたが1年を振り返ってみましょう。
きっと、種まではまいたはずだけど、水やりを忘れてしまっていることが沢山あるかも。
そう思った時は、「来年から」と言い訳しないで今すぐ、ひとつでもいいからやってみましょう。